ROLEX デイトジャストII 116334G

買取時計詳細
ROLEX デイトジャストII 116344G
買取日
2016年 2月
買取方法
店頭買取
ブランド
ロレックス ROLEX
モデル
デイトジャストII 116334G
駆動
自動巻
文字盤色
  • グレー - Gray
査定士コメント

時計買取の激戦区、名古屋市大須で、数件ほど査定をされ、 最後に当店に決めて買取させて頂きました。ありがとうございました。

41ミリにスケールアップし、グレーのサンレイダイアルと、 ダイヤインデックスが、より高級感を演出しています。

ロレックスの買取も、時計買取専門店のビッグムーンにお任せください。 どこよりも高価買取致します。

ロレックス ROLEX

ロレックス (ROLEX) はハンス・ウィルスドルフとアフレット・デイビスが1905年にロンドンで設立したウィルスドルフ&デイビス社から誕生したブランドです。ハンス・ウイルスドルフは、自社の時計に短く、どの言語でも発音しやすく、かつ記憶に残り、時計のムーブメントとダイアルに刻印した時に美しくみえる名前を付けたいと考えました。ROLEXという名前は世界各国に広く知れ渡り、今では社名にまで用いられています。

ロレックスは多くの実用的で当時では先進的な特許をいくつも取得していました。とりわけ、オイスターケースに関するものとパーペチュアルと呼ばれる自動巻き機構に関するものは、当時どの会社もなし得ない非常に画期的な発明でした。この発明は今の自動巻腕時計の基本的構造となっています。

ロレックスの代名詞ともなり、完全防水ケースとして名高い "オイスター" は実はロレックス社のオリジナルの技術ではなく、オイスター社が開発し1925年には特許まで取得していた技術でした。紆余曲折を経て、その後、ロレックス社の自社技術となっています。金属の塊をくり抜き、削り出して作られたオイスターケースと、完全防水を可能にしたツインロックのねじ込み式リューズはその後のロレックスの名声を約束したといっても良いほどの技術革新でした。

1926年、ロレックス社は完全防水の腕時計ケース "オイスター" の特許をスイスに、同時期にスクリューダウン式のリューズの特許をイギリスに申請しています。ケースの機密性をある程度の水準まで保つことは、当時の技術でも可能でした。しかしながら、腕時計の必須パーツであるリューズ部分からの浸水を防ぐことはかなりの難問でした。ロレックス社が採用したねじ込み式のツインロックリューズはリューズを直接ケースにねじ込むことによって高い防水性を獲得し、オイスターケースとは切っても切り離せない重要なパーツとなりました。

1933年に特許を取得しているパーペチュアル機構もまた、ロレックスの根幹となり、現在の自動巻き時計の原型ともなった技術です。パーペチュアルとは本来 "永久の" といったような意味を持つ言葉ですが、ロレックスにおいては「自動巻き」を表しています。このパーペチュアル機構が、オイスターの防水性能をより完璧に近づける役割も果たしたのです。

リューズでゼンマイを巻き上げる手巻きの腕時計は頻繁にリューズを操作するので、ねじ込み式リューズといえども磨耗から浸水の可能性は避けられません。それでも確実にリューズをねじ込めば防水性を確保できますが、人はそれを忘れることがあるのです。その結果、リューズでゼンマイを巻き上げなくても動く時計を開発すれば良いのではないかという開発思想が生まれました。

Ref.116300

デイトジャストよりもサイズアップされたケースを採用し、ケース径が41mmとなったことで、腕元での存在感が増し、視認性も向上しています。

ベゼルには、フルーテッドベゼルとスムースベゼルの2パターンがあります。既存のデイトジャストとの最大の違いは、ムーブメントにエクスプローラーと同じく独自の耐震装置、パラフレックスショック・アブソーバーが装備されている点です。そのためケース径がデイトジャストよりも大きくなっています。

デイトジャストが初めて登場したのは、1945年のロレックス創立記念パーティーの場でした。このモデルでは「デイトジャスト機構」と呼ばれる、午前0時を境にして、日付が瞬時に切り替わる、当時としては画期的なメカニズムを採用しています。この機構から、「デイトジャスト」の名前が付けられました。また、3時位置というデイト表示の場所は、Yシャツの袖口にフェイスが隠れても、少し袖をあげれば確認できるポジションということから考えられたものだそうです。

この表示位置のおかげで、視認性が格段と向上し、文字盤デザインの自由度を高めることにつながったと言われています。