ルイヴィトン LOUIS VUITTON
1854年にフランス・パリで、旅行カバン専門アトリエを構えたのが始まりと言われるルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)
ルイ・ヴィトンといえば、モノグラム、ダミエ、エピ、ヴェルニといった定番ラインのバッグや財布・アクセサリー等が有名ですが、
時計業界に名を馳せたウォッチコレクション「タンブール」もまた世界的な人気を誇っています。
「タンブール(TAMBOUR)」が発表されたのは、まだ最近で、2002年のことになります。
「タンブール」とは円筒形状の部分の意で、太鼓をモチーフに時計のケースがデザインされたと言われています。
ケースを横から見ると、太鼓の一部分や鏡餅のように下膨れの丸みを帯びた特徴的なフォルムで、ケース自体にも厚みがあり、
文字盤を正面から見たケースデザインが主流の発表当時は画期的なものでした。
また、LVMH (モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループの傘下として、ゼニス(ZENITH )・タグ・ホイヤー(TAG Heuer)
・ウブロ(HUBLOT)などの有名時計メーカーを傘下に収めることで、その技術や知見を活かしてマニュファクチュール(自社一貫体制で製作する時計メーカー)化を進め、
自社製ムーブメントの開発製造にも取り組んでいます。
メンズ・レディース共に、コレクションを展開しており、基本的な形状やコンセプトは現在も変わりません。
一目見て「タンブール」だとわかるほど、あらゆる角度から見た無二の傑出したデザインは、ルイ・ヴィトンを代表するアイコンウォッチとして不動の地位を確立しています。