セイコー SEIKO プロスペックス 1970 メカニカルダイバー 現行デザイン SBDC157

買取時計詳細
セイコー SEIKO プロスペックス 1970 メカニカルダイバー 現行デザイン SBDC157
買取日
2022年 5月
買取方法
店頭買取
ブランド
セイコー SEIKO
モデル
プロスペックス 1970 メカニカルダイバー 現行デザイン SBDC157
駆動
自動巻
文字盤色
  • ブラック - Black

セイコー SEIKO

セイコー (SEIKO) は1881年に服部金太郎が舶来時計の輸入販売を行う、服部時計店 (現セイコーホールディングス) を創業したことが始まりです。その時計製造部門「精工舎」は1892年に設立されました。

当初、精工舎は掛け時計などを製作する小さな工場でしたが、早くから海外市場へ進出するなど瞬く間に成長し、懐中時計・置き時計などさまざまな時計を製作するようになりました。「セイコー」の名称は1924年頃から用いられるようになり、日本の技術力が高く評価され1964年の東京オリンピックの公式時計を担当するまでになりました。

そして、1969年には、スイスの時計産業に大打撃を与えるきっかけとなった、世界初のクォーツ式腕時計「クォーツ・アストロン」を発表しました。旧来の機械式時計と異なり、テンプの代わりに水晶 (クォーツ) を用いることで、桁外れの精度を誇り、なおかつ機械式時計と比べて非常に安価な価格で手にいれることができたため、国内のみならず、海外のコレクターからも広く支持されています。

セイコーのモデルの中でも、特にGS (グランドセイコー) は国内最高峰の時計との呼び声が高く、初代の手巻き式モデルが1960年に発表されたのを皮切りに、自動巻き式、クォーツ式と進化を遂げ、再びまた自動巻き式が復活するという、国産の最高級機械式腕時計ブランドとして、常に信頼できる数少ないブランドです。

初代グランドセイコーは、当時のスイス・クロノメーター優秀規格と同等の社内検定を行い、これに合格したものだけが、世に送り出されました。その検定をクリアした証が文字板に配された「Chronometer(クロノメーター)」の文字です。しかし、現在のグランドセイコーには「Chronometer」の文字はありません。なぜなら、セイコーはクロノメーターの精度では満足できず、「GS規格」を策定することによってスイス・クロノメーター優秀規格よりも遥かに高い精度基準で、見た目の美しさだけでなく、実用性の観点から見ても誰もが満足できる本当の意味での時計を作り続けています。現在ではこの規格は「新GS規格」として、より厳しい内容のテストとなっています。

グランドセイコーの他にも、ダイバーやパイロットなど専門家向けの「プロスペックス」、高級ドレスウォッチ「クレドール」、男性向けのラグジュアリーウォッチ「ガランテ」、世界初のソーラーウォッチ「アストロン」など、多種多様なシリーズがあります。